ニュースリリース
【衆予算委】長友慎治議員が「障がい者の就労支援」などについて質疑
長友慎治政務調査副会長(衆議院議員/宮崎2区)は27日、衆議院予算委員会で障がい者の就労支援などについて質疑を行った。質疑の概要は以下の通り。
◇質問概要
1. 今国会は「賃上げ」が大きなテーマであり、本質的な議論を尽くしてきたと思います。障がい者の就労支援施設、例えば「就労継続支援B型」の皆さんの工賃UP、つまり賃上げも同じように実現されるべきです。総理の考えを伺います。(総理大臣)
2. ガソリン代、電気代をはじめ、資材が高騰する中で、就労支援事業所の経営も大変です。例えば、弁当を作って配達する事業所にとっては、業務用の弁当容器、割りばしなどの資材もあがり、野菜や魚、肉などの仕入れも物価高で上がり、配達するガソリン代も値上がりしている。そんな中で、工賃アップを求められています。また、工賃を上げようと施設外の作業だけでなく、施設内での仕事も増やすと、事業所の電気代が増えます。このような状況で、障がいがある利用者の皆さんの工賃アップに取り組もうと努力されているA型就労支援事業所、B型就労支援事業所への手当が必要です。総理の考えを伺います。(総理大臣)
3.農福連携は、農業や食品加工の現場で広がりつつありますが、「福福連携」に取り組む自治体も出てきました。政府として、例えば高齢者施設の掃除、クリーニングなどを障がい者の就労支援事業所が担う「福福連携」をどのように進めるつもりか、政府の考えを伺います。(厚生労働大臣)
4.私は地元でNPO法人フードバンクの運営に携わっています。例えば、食料が必要な方へ、現状、郵便局のゆうパックや宅急便などで配送しています。その配送業務を、B型就労支援事業所に委託して、事業所の工賃アップにも貢献したいと考えています。その際、フードバンクが、「食品ロス削減及びフードバンク支援緊急対策事業」の「フードバンク活動団体の食品受入能力向上支援事業」を活用し、就労支援事業所に仕分け作業や、配達業務を依頼したいと考えていますが、このような「福福連携」の推進を農林水産省も積極的に行ってはどうか、農林水産大臣の見解を伺います。(農林水産大臣)