政策:子ども・子育て・若者
子ども・子育て政策と
財源についての考え方
前文
国民民主党は、2021年の衆院選公約に「産めよ増やせよの少子化対策から卒業します」と記しました。
真の少子化対策とは、子を産み育てられると思える給与の確保と、徹底的な子ども・子育て支援を充実した結果、生まれる子どもの数が増えることです。
今般「育児・介護休業法」という名前から想起される“休み”の概念を払拭し「育児・介護参画」という社会通念に変えていく必要があります。
家計においては、①給料が上がる、②税負担が減る、③社会保険料負担が減る、④給付が増える(無償化含む)、が求められています。
また、政策の裏付けは財源論あってこそ。
国民民主党は、教育や人づくりに対する支出は、将来成長や税収増につながる投資的経費と考え、財政法を改正し、これらの支出を公債発行対象経費とする「教育国債」の創設を提案します。
育英会や大学ファンドに建設国債を投じるのであれば、今こそ正面から教育国債の議論をすべきです。その他、日銀保有国債の一部永久国債化、国債の償還期限延長、特別会計決算剰余金や外為特会の活用、2021年度は過去最高額となった国庫入りする相続人なき遺産の活用、基金の創設など、増税以外の財源確保による「教育予算倍増」を目指します。
何はさておき「人づくりこそ国づくり。」
異次元に後回しにされてきた、子ども・子育て政策を確実に実施いただくため、特に重要な事項について以下のように※整理、提言し、子ども・子育て政策におけるわが国の「新しいあたりまえ」を創ります。
「児童手当」に関する3つの方針
- 支給対象年齢をのばす
- 支給額をふやす
- 所得制限をはずす
所得制限撤廃に関する
これまでの取り組み
2020 | 11月~ | 矢田わか子議員(当時)などが国会質疑で子育て支援制度の所得制限について問題提起 |
2021 | 10月 | 児童手当の所得制限撤廃を衆院選の公約に! |
2022 | 6月 | 「所得制限撤廃法案」を提出(一回目) |
7月 | 所得制限撤廃を参院選の公約に! | |
10月 | 「所得制限撤廃法案」を提出(二回目) | |
12月 | 小倉少子化担当大臣に所得制限撤廃を申し入れ | |
2023 | 1月 | 所得制限撤廃・給付金非課税法案を提出 |