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ニュースリリース

【法案提出】議員立法「自動車ヤード規制法案」を提出

 国民民主党は12日、議員立法「盗難自動車等の処分の防止に関する法律案」(自動車ヤード規制法案)を衆議院に提出した。
 自動車盗難はここのところ増加傾向にあり、犯罪の検挙率としては44.1%(令和6年)と他犯罪の検挙率に比べて低く、盗難車も高額化しているという課題がある。
 盗難車はいわゆるヤードと呼ばれる保管場所・作業場に持ち込んで解体され、パーツごとにコンテナに持ち込まれて海外に運ばれるという実態がある。
 こうした違法な処分を防止するため、下記の措置を講ずることとする。

1 特定自動車等解体保管業(自動車及び自動車の部品の解体又は保管を行う事業)に係る措置
① 特定自動車等解体保管業を営む場合の都道府県公安委員会への届出義務
② 自動車等の受取りの相手方の本人確認等
③ 自動車検査証等の確認等
④ 取引記録の作成等
⑤ 受取りに係る自動車等が盗品に由来するものである疑いがあると認めた場合における警察官への申告義務
⑥ 特定自動車等解体保管業を営む者に対する指示、営業停止命令並びに報告徴収及び立入検査

2 自動車等の盗難防止に資する情報の周知

 提出後、記者団の取材に応じた浜口誠政調会長(参議院議員/全国比例)は、「自動車盗難犯罪の上流にある自動車等を解体する業者のところでしっかりとした歯止めをかけてやらなきゃいけないというのが我々の課題意識である。自動車盗難に遭われた被害者の方からも対応を強化して欲しいという要望を頂き、今回の法案を作成した。盗難に対する情報の発信もより強化をして、盗難被害に遭われる方が1人でも少なくなるようにしたい」と発言した。

 浜口政調会長の他に法案提出に参加した議員は以下の通り。
礒﨑哲史役員室長(参議院議員/全国比例)、田中健政調会長代理(衆議院議員/静岡4区)、後藤斎政調筆頭副会長(参議院議員/山梨県)、岡野純子政調副会長(衆議院議員/千葉5区)、仙田晃宏政調副会長(衆議院議員/岐阜3区)、西岡義高国対副委員長(衆議院議員/神奈川18区)、福田玄国対副委員長(衆議院議員/広島2区)、小林さやか国対副委員長(参議院議員/千葉県)、