ニュースリリース
【法案提出】「外為特会繰入法案」を提出
国民民主党は30日、議員立法「令和4年度における外国為替資金特別会計からの繰入れの特別措置に関する法律案」(外為特会繰入法案)を参議院に提出した。
外国為替資金特別会計(外為特会)は為替相場の安定のため、急激な変動時の為替介入などに備えて一般会計とは別に設けているもの。この外為特会は直近の急激な円安によって円ベースで膨張している。本法案はこうした外為特会の運用状況に鑑み、公債発行に代わる財源として、外為特会から一般会計へ繰入れる特別措置を定めるもの。
法案提出後、大塚耕平政務調査会長(参議院議員/愛知県)は記者団の取材に応じ、「今回の法案は令和4年度補正予算の財源に限って、外為特会から23兆円繰り入れるものであるが、今後、この外為特会の在り方や活用について検討する条項も入っている。本法案はこの円安の状況を有効活用する上で、適切な手段であると国民民主党は考えている」と述べた。
法案提出には大塚耕平代表代行兼政務調査会長のほか、舟山康江参議院議員会長(参議院議員/山形県)、川合孝典参議院国会対策委員長兼参議院幹事長(参議院議員/全国比例)、鈴木義弘幹事長代理(衆議院議員/埼玉14区)、田中健国会対策副委員長(衆議院議員/静岡4区)、竹詰仁議員(参議院議員/全国比例)が参加した。