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ニュースリリース

【東京】「まじめに働けば報われる社会に変えていきたい」国会開会にあたっての街頭演説会を開催

 国民民主党は20日、臨時国会開会に当たっての街頭演説会を開催した。街頭演説会には玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)、榛葉賀津也幹事長(参議院議員/静岡県)川合孝典幹事長代行(参議院議員/全国比例)、礒﨑哲史副代表(参議院議員/全国比例)、竹詰仁副幹事長(参議院議員/全国比例)が参加し、集まった聴衆を前に国民民主党の政策を訴えた。

 竹詰議員は「給料が上がらないといろいろな問題が解決できない。国民民主党の緊急経済対策を実現できるように一生懸命取り組んでいく。アメリカでは大幅な賃上げをしている。アメリカにできて日本にできないはずがない」と語った。

 礒﨑議員は「国民民主党はこれまで『給料が上がる経済』を柱に戦ってきた。そして、やっと賃金を上げないといけない雰囲気が出てきた。次は賃上げできる環境を作る必要がある。年明けの春闘に向けて、この臨時国会で政治が本気にならなければならない」と意気込みを述べた。

 川合議員は「与党の経済対策が苦しい日本の経済を立て直し、国民生活を上向かせていくものであれば、国民民主党は是々非々で建設的な議論を進めていく。しかし、それが政局だけを目的としたものであれば、我々は厳しく与党に向き合っていく」と国民民主党の政治姿勢を示した。

 榛葉幹事長は「この国会は55日しかないが、国民の生活と日本の活力を取り戻す国会だ」と今国会の意義を述べ、「非課税世帯を支えることも必要だ。しかし、同時に税金を払いすぎた納税者に税金を戻していき、安心して消費してもらわなければならない。ガソリン税、所得税、消費税を減税する『生活減税』で国民の暮らしを守る」と政策を紹介し、「期間限定や一時的などという減税では貯蓄に回ってしまう。政治家や役人こそデフレマインドを変え、日本が元気になる仕組みづくりをしなければならない」と力を込めた。

 最後にマイクを握った玉木代表は「国民民主党がやりたいことは2つだ。給料を上げること、そして負担を下げることだ」と政策方針に触れ、「給料を上げたい企業が上げられる環境を作るのは政治の役割だ。中小企業から、ガソリン代などが高すぎて給料を上げられないという訴えがとても多い。だから50年続いているガソリンへの暫定税率を廃止し、浮いたお金を従業員に回せるようにする。また、所得税の基礎控除を引き上げて減税し、デフレから脱却しつつある新しい経済のステージに合った税制にしていく」と政策を語った。そして「皆さんと一緒に、誰もが未来に希望を持てる、そしてまじめに働けば報われる社会に変えていきたい。その先頭に立ってがんばっていくので、力を貸していただくことをお願いする」と支持を呼び掛けた。