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ニュースリリース

【代表選・東京】玉木・前原両候補が候補者討論会を実施

 代表選挙に立候補している玉木雄一郎候補と前原誠司候補(届出順)は28日、東京都で党員・サポーター集会(候補者討論会)に参加した。

 モデレーターの千葉佳織氏(株式会社カエカ代表取締役)から政見について問われると、玉木候補は『対決より解決』と自筆したボードを掲げ、「対決より解決の理念に共感し、心を共にしてくれている仲間たちと国民民主党を強く、大きくしていく」と訴えた。

 前原候補は『政権交代による、賃上げ・教育の無償化の実現』と自筆したボードを掲げ「協力できる野党にしっかりと呼びかけを行い、政策が一致する勢力で政権交代をめざす」と訴えた。

 討論会のテーマは『金融・経済』。「教育の無償化」や「人への投資」の重要性については両候補が一致した。一方で金融緩和について、前原候補は「今の輸入物価の高騰の4割ほどは円安によるものだ。電気代やガソリン代を下げることは重要だが、金融緩和を続けるとさらに円安になってしまう」と金融緩和のデメリットを指摘。「行き過ぎた円安の時には為替介入も行いつつ適切なドル円相場にしていくことが重要だ」述べた。これに対し玉木候補は「為替のために金融政策を行うべきではない」と述べたうえで、円安や低金利のため輸出や住宅投資が活発化しているとして「税収も増えているので、それを成長減税という形で苦しんでいるところに再分配することが合理的だ。円安だけに注目して金融を引き締めると、肝心の賃上げが止まってしまう」と反論した。

 党員・サポーター集会の模様はウェビナー及びYoutube配信により、全国の党員・サポーターおよび一般視聴者にも届けられた。

 国民民主党の新代表は9月2日(土)の臨時党大会で選出される。党員・サポーターの投票期限は、郵便投票8月29日(火)必着、電子投票8月30日(水)正午となっている。