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ニュースリリース

【岡山】「物価上昇率を上回る賃上げを実現するために政策を総動員」玉木代表が岡山県で演説

 玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は28日、2巡目の全国キャラバンの一環として、岡山県を訪問した。

 到着後、玉木代表は高橋とおる岡山県連幹事長(岡山県議会議員)の政経セミナーに出席し、伊原木知事を交えてのトークセッション(テーマ:「いま求められる経済政策」)に参加。玉木代表は、給料を上げる必要性について述べた後、「投資額以上の償却を認めるハイパー償却税制により、民間企業の投資を促すべきである。また、教育国債を発行し、将来にリターンを見込むことができる教育や子育て、科学技術への予算倍増をするべきである」と具体的な政策を説明するなど、参加者との活発な意見交換を行った。

 その後、玉木代表は岡山駅西口デッキでの街頭演説会にて「国民民主党は、一貫して『給料が上がる経済』を訴えてきた。まずは価格転嫁をしなければ賃上げの原資を生み出すことができない。一方で、価格転嫁により需要が落ち込まないよう、国がインフレ手当を支給するなどし、需要喚起を行う必要がある。物価上昇率を上回る賃上げを実現するために政策を総動員しなければならない」と賃上げ実現のための政策を説明した後、「異次元の少子化対策と言われているが、突飛なことをするのではなく、新しい当たり前をつくることが政治の責任である。子どもを産み育てること、教育にお金がかからない仕組みをつくりたい。そのためにも県政では高橋とおる県議、市政では高橋雄大市議と協力し、『対決より解決』の姿勢で政策実現に全力を尽くしていく」と力を込めた。

 終了後、記者団からの取材に応じた玉木代表は「この国の最大の問題は賃金が上がっていないことだ。賃上げの原資を生み出すために、電気代値下げでは特別高圧を対象とすることなど、更なる値下げのための支援が必要である。政労使がそれぞれの役割を果たし、今年こそ賃上げの流れをつくり出さなければならない」と述べた。