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【長崎】「子どもや孫の世代に誇れる日本を受け継いでいく」玉木代表が全国キャラバンで長崎県を訪問
国民民主党の玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は25日、全国キャラバンの一環として長崎県長崎市を訪れ、西岡秀子長崎県連代表(衆議院議員/長崎1区)とともに、市内を駆け巡った。
午前中には、2015年に世界文化遺産に登録された端島(軍艦島)を視察。この端島は、面積が65,000㎡という小さな島でありながら、最盛期には約5,300人もの人々が暮らし、人口密度は当時の東京都の9倍までに達した。高層の鉄筋アパートなどが立ち並ぶ外観が軍艦「土佐」に似ていることから、「軍艦島」と呼ばれるようになった。玉木代表らは長崎市からの説明を受けながら、日本の近代化や産業革命を支えた島内各所を視察し、今後の整備計画などの課題について認識を深めた。(※島内での写真は長崎市からの特別な許可を得て撮影)
午後には長崎市内でタウンミーティングが開催され、約100名の出席者で会場は満席となった。玉木代表の講演後に行われた意見交換では、農業、教育分野での質問をはじめ、国民民主党がめざす社会像や、西九州新幹線の今後の展望にまで多岐に渡った。
鉄橋で行われた街頭演説会で西岡県連代表は「私たちは国会議員20名、地方議員200名程度の小さな政党だが、どの政党にも負けない政策を持っている。政策を実現していくためにも、皆さまの力を貸してほしい」と支持拡大を呼びかけた。また、長崎県で課題となっている若年層の県外流出にも触れ、「若い皆さんが安心して故郷で学び、就職し、望めば結婚し子どもを産み育てられる社会を実現するため、県連としても全力で取り組んでいく」と決意を語った。
続いてマイクを握った玉木代表は「日本が衰退していくのを止めなければならない。子どもや孫の世代に誇れる日本を受け継いでいくことが、いまを生きる政治家の最大の使命だ」と述べ、「給料が上がらない、将来に展望がもてない。いまの間違った経済政策を変えようと訴えているのが国民民主党だ」と力説し、「給料が上がる経済」に掲げる政策の実現のためには、人への投資が重要だと訴えた。また、党員・サポーターとの連携強化に向け、「国民とともにつくりあげる力で日本を変えていきたい。全国キャラバンを通じてその力を結集するための仕組みを整え、政党の近代化に取り組んでいきたい」と力を込めた。演説後には、商店街を練り歩きながら、政策アンケートを実施。参加者は玉木代表と西岡県連代表から政策5本柱についての説明を受けながら、それぞれが最も応援したい政策に投票を行った。
玉木代表は記者団の取材にも応じ「全国キャラバンの27カ所目の場所として、長崎県を訪問した。我々の想いを伝えるとともに、地域の皆さんの声を聞いて、党運営や政策に活かしていく」と述べたうえで、「地方議員を倍増させていくために、長崎市や佐世保市をはじめ、県内で積極的に候補者を擁立し、基盤の強い組織としていきたい」と統一地方選挙に向けた意欲を示した。