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ニュースリリース

玉木代表が岸田自民党総裁と山口公明党代表と党首会談

 玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は4日午後、国会内で岸田文雄自民党総裁と山口那津男公明党代表と党首会談を行い、高騰が続く原油価格の引き下げ対策について協力を求めた。国民民主党は、国民生活に直結するガソリン価格の引き下げ対策の一つとして、ガソリン価格のガソリン税を一時的に引き下げる「トリガー条項」(※トリガー条項とは)の凍結解除を提案している。

 終了後、玉木代表は記者団の取材に応じ、以下のとおり冒頭発言を行った。

玉木代表 冒頭発言 概要】
 先ほど15時から約35分間、自民党総裁でもある岸田総理と公明党の山口代表のお二人に、国民民主党の政策要望の緊急申し入れを行いました。
 まず、ウクライナ情勢が緊迫する中で、ロシア軍が原発に対する攻撃を始めたことについて、ロシアによる攻撃の即時停止、そして人道支援の強化、この2点の重要性について三者で確認しました。その上で、私から数点申し上げました。
 原油価格の高騰がこれからも続くという前提のもと、昨日政府が発表した元売り会社への補助だけでは不十分で、速やかにトリガー条項凍結解除に向けた検討を集中的に行って実現すべきということ。特に、4月以降の燃料価格の高騰に対して、追加の支援策が必要だということを重ねて与党の両党首に要請しました。
 あわせて、エネルギーの安定供給が重要であり、法律に基づく安全基準を満たした原発の再稼働を含めた多様なエネルギーの確保に取り組むことも要請しました。また関連して、国民民主党としてエネルギーの安全保障を含む総合的な経済安全保障基本法を作成しているので、協力してほしいと申し上げました。
 また、ヤングケアラー支援、 孤独・孤立対策、カスタマー・ハラスメント対策などにも協力を要請しました。また、「人への投資」の倍増に向けた具体的な道筋を明らかにすることも要請しました。
 とにかく、トリガー条項の凍結解除については速やかにやってほしいということを強く申し上げました。岸田総理にはしっかり受け止めていただいたと思っておりますが、具体的な検討を速やかに始めてほしいとお願いしたところ、今後は、実務的に詰めていくことになりました。