矢田わか子男女共同参画本部長は29日、「全国シェルターシンポジウム2022 in釧路」の議員フォーラムにオンラインで登壇した。矢田本部長の議員フォーラムへの登壇は、今回で4回目。

　今回のシンポジウムは「DVと子ども」と題し、2001年に成立し、第5次改正に向けた検討が行われている「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律（DV防止法）」について、各党の代表者が登壇して現状と課題を議論した。

　矢田本部長は「DVが増加する一方で、保護命令件数は20年近く横ばい。精神的DVや性的DVも、保護命令の対象にすべきである。また、子どもも単に『同伴する家族』ではなく、DV被害者としての位置付けが必要」と訴えた。あわせて、「加害者プログラムについてもさらに強化し、受講率を上げる施策を求めたい」などと提起した。