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【兵庫】「積極財政に転換し、給料が上がる経済を実現したい」玉木代表が全国キャラバンで兵庫県を訪問

 玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は9日、参議院選挙後の全国キャラバンの一環として兵庫県を訪れ、国民民主党兵庫県総支部連合会が主催した街頭演説会とタウンミーティングに参加した。

 玉木代表は「もっと国民民主党の“幹”を太く、強くしていかなければならない。止まることなく走り続け、戦い続けない限り大きくなれない。次は来年の春の統一地方選挙で現職の仲間の当選はもちろん、新人候補者の擁立・当選を目指して一緒に頑張る仲間を兵庫県内で増やしていきたい。国民民主党は、何がなんでも皆さんの給料を上げたいと思っている。アメリカはインフレになって物価が上がっているが、賃金上昇率も上がっていて、最低賃金も日本と比べ物にならないくらい上がっている。日本は給料が上がらないどころか、この30年物価の上昇を勘案した実質賃金は下がり続けている上に、物価は上がり続けている。そんな現状を変えたい。積極財政に転換し、給料が上がる経済を実現したい」と訴えた。

 玉木代表は、街頭演説終了後に行われたタウンミーティングに参加し、冒頭挨拶で「党として改めていかなければならない点が多々ある。皆様から直接意見や要望を聞いて、党運営や政策につなげていきたい。支援していただいている皆さんが頼りなので、協力をお願いしたい」と述べた。質疑応答は、最低賃金の引き上げ、扶養控除の問題などについて活発な意見交換が行われた。

 また、玉木代表は記者団の取材に応じ、「まだまだ党として力不足。地方の足腰を強くするため選挙後に全国を回って、皆さんとのコミュニケーションを深めようと思っている。国民民主党を知ってもらうためには平時の活動が何より大切。来年の統一地方選に向け候補者の発掘もしていきたい。また、選挙で約束した公約を実現するため、電気代やガソリン値下げをなんとしても実現するために早く国会を開くよう政府与党に求めていく」と述べた。