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ニュースリリース

【参予算委】礒﨑哲史議員が自動車課税などについて質疑

 礒﨑哲史役員室長(参議院議員/全国比例)は12日、参議院予算委員会で自動車課税などについて質疑を行った。

 礒﨑議員は自動車税の環境性能割について、この税が自動車取得税の廃止時に導入されたことを指摘し、「看板のかけ替え、二重課税ではないかという議論が当時もあった」と述べ、導入の経緯を質した。これに対して林総務大臣は「環境性能割はCO2の排出や道路の損傷等のさまざまな社会的費用にかかる行政需要に着目した原因者負担金的な税」と述べ、消費税とは課税根拠が異なるとしたが、礒﨑議員は税導入時の総務省のパンフレットにも「2019年10月1日から自動車取得税が廃止され環境性能割が導入される」と書かれていることを挙げ、やはり看板のかけ替えだと示した。

 また、与党の中でこの環境性能割を2年停止しようという議論があることに言及し、自民党総裁選の中で2年間停止を訴えていた高市総理にその狙いを問い、また時限的ではなく恒久的な税率廃止を求めた。高市総理は「トランプ関税があり、輸出しづらく苦しんでいる自動車会社を応援しよう」という趣旨だと答え、これに対して礒﨑議員は「2年と限定されると需要の先食いになりかねない」とし、内容的にも問題がある税なので恒久的に廃止すべきと訴えた。

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