国民民主党 つくろう、新しい答え。

ニュースリリース

【参予算委】川合たかのり議員が労働時間規制などについて質疑

 川合孝典参議院幹事長(参議院議員/全国比例)は14日、参議院予算委員会で  などについて質疑を行った。

 川合議員は高市政権が緩和を検討している労働時間規制を議題とし、「もっと働きたい」と考えている労働者は全体の6.4%であること、そのうち半分以上はいわゆる「年収の壁」にかかわる部分でもっと働きたいと考えている者であること、現行法の上限を超えて働きたいと考えている人は全体の0.1%に過ぎないことを指摘。そのうえで、働き方改革関連法の施行にもかかわらず、近年過労死や労災が増加している原因を質した。これに対し上野厚労大臣が過酷な労働環境やハラスメントなどを挙げて答えると、川合議員は「過酷な労働環境が背景にあるという趣旨の発言があったが、過酷な労働環境が実際に現実ある状況で、全体として労働時間規制の緩和の議論を始めようとされている」と指摘し、「正当性がありやなしやということについてぜひご検討いただきたい」と求めた。
 また、もう少し働いて収入を増やしたい人がいるという趣旨の総理の発言に対し、「そもそも残業しなければ生活が成り立たないような給与水準に問題がある。所定内労働時間の中で働いて得られた賃金できちんと生活が成り立つ状況をどうつくるかということがベースになければいけない」と訴えた。

参議院インターネット審議中継