ニュースリリース
第3期「こくみん政治塾」第3回講義を開催

国民民主党は18日、都内で第3期「こくみん政治塾」の第3回講義を開催した。現地とオンラインを併用する形式で講義を行い、現地で約200名、オンラインも合わせて約400名の塾生が参加した。また、塾長である玉木雄一郎代表と、司会を務める伊藤孝恵副塾長(参議院議員)が参加した。
講師には常葉大学の山本隆三名誉教授を迎え、「エネルギー」をテーマに講義をいただいた。山本名誉教授は、ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけとしたエネルギー価格の高騰が家計や産業を圧迫している現状を解説。そのうえで、特定の国へのエネルギー依存から脱却するため、世界的に原子力政策を見直す動きが広がっていると指摘した。さらに、今後の日本経済の競争力を高めるには、AIなどの付加価値の高い産業を支える安定的なエネルギー供給と、地方に雇用を生む電力産業の発展が不可欠だと語った。
講義後半の質疑応答では、山本名誉教授と玉木代表が塾生からの質問に回答。会場とオンラインの双方から、太陽光発電の弊害や使用済み核燃料の処分といったテーマについて質問が相次ぎ、終了時間いっぱいまで活発な議論が交わされた。
次回の講義は10月に、慶應義塾大学大学院の横大道聡教授を迎え、「憲法」をテーマに講義を行う予定。