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【申し入れ】「かき養殖の壊滅的被害に関する緊急要望」を農林水産大臣へ申し入れ
国民民主党は9日、「かき養殖の壊滅的被害に関する緊急要望」を鈴木農林水産大臣に手渡し、意見交換を行った。
申し入れでは玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)が、香川県でカキ養殖場を視察した際の様子に触れ、「報道では8割から9割死んでいると言われているが、視察した養殖場では全滅の状態だった。特に今年から養殖を始めた方は、これからがんばろうと意気込んでいたところでこのような事態になってしまい、それまでの蓄えでやりすごすこともできない。養殖業を続けていけるような支援をお願いしたい」と要望した。
また、福田玄議員(衆議院議員/広島2区)は、「カキが全く取れていないと思われている方も多く、業者の方にもそのような声が寄せられているが、収穫できているところもある。風評被害対策もお願いしたい」と求めた。
これに対して鈴木大臣は今週中にも対策パッケージをまとめていく意向を明らかにした。
申し入れ後、記者団の取材に応じた玉木代表は「まず原因究明をしないと対策も打てない。早急に原因究明を行って支援につなげていくことが必要だ。また当面の資金繰り支援が最も重要で、スピーディーな支援を行っていただくよう求めた」と述べた。
申し入れにはこのほか、舟山康江・農林水産調査会長(参議院議員/山形県)、村岡敏英・農林水産調査会事務局長(衆議院議員/秋田3区)、田村まみ・農林水産調査会副会長(参議院議員/全国比例)、西岡秀子・農林水産調査会副会長(衆議院議員/長崎1区)、菊池大二郎・農林水産調査会事務局次長(衆議院議員/山形2区)、石井智恵・政調副会長(衆議院議員/愛媛1区)、許斐亮太郎・政調副会長(衆議院議員/福岡4区)、臼木秀剛・農林水産調査会事務局次長(衆議院議員/比例北海道ブロック)、山田吉彦・安全保障調査会長(参議院議員/全国比例)、かごしま彰宏・農林水産調査会事務局次長(参議院議員/神奈川県)も参加した。

