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ニュースリリース

【参予算委】田村まみ議員が特定最低賃金などについて質疑

 田村まみ参議院政策審議会長(参議院議員/全国比例)は15日、参議院予算委員会で特定最低賃金などについて質疑を行った。

 田村議員は産業別の特定最低賃金の導入について、「石破前総理からは検討してみたいという答弁をいただいたが、今の内閣では検討をしているのか。」と検討状況を問うた。
 これに対して高市総理は、「特定最低賃金は、労使の申し出によって特定の産業において任意に設定されるものである。参考事例を取りまとめ、地方最低賃金審議会に共有しているので、特定最低賃金が活用されるように取り組んでいきたい。」と答弁をした。

 また田村議員は、「特定最低賃金は全く活用されていないと認識しているが、一歩踏み込んだ議論を行うべきではないか。」と尋ねると、上野厚生労働大臣からは「全国で224件が設定されており活用しているが、介護分野などでは事例が皆無である。広い分野でも検討されることが大切だと思うので、さらにどういったことができるか検討していきたい。」と、導入が行われていない分野についても検討していく考えを示した。

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