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ニュースリリース

【参予算委】伊藤孝恵議員が子育て支援策などについて質疑

 伊藤孝恵組織委員長(参議院議員/愛知県)は13日、参議院予算委員会で子育て支援策などについて質疑を行った。

 伊藤議員はまず、政府が子育て支援策において「子ども一人当たりの家族関係社会支出の対GDP比」という、国際的に用いられていない指標を用いていると指摘。「子ども一人あたりの支出は、それぞれの国の生育文化や歴史を背景として、複雑すぎて正しく比較ができないため、各国は国際比較可能な(家族関係社会支出全体の)GDP比を使っている」と述べ、岸田総理が謳う「スウェーデン並み」の子育て支援も、国際的に用いられている指標で見ると達成されていないことを明らかにした。
 続いて実質賃金の低下と出生数の低下、奨学金利用者の増加と出生数の低下の間に非常に強い相関関係があることを示しつつ、政府の子育て政策に実質賃金や奨学金利用者数、若者世代の結婚意向や子育て意向などのKPI(評価指標)を導入することを求めた。岸田総理は「KPIが大事だという指摘は同感である。できる限りKPIを導入して政策の評価につなげていく、そういった姿勢は大事にしていきたい」と答えた。

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