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【政治改革】古川本部長が第12回衆議院選挙制度協議会に出席
古川元久政治改革・行政改革推進本部長(衆議院議員/愛知2区)は23日午後、衆議院議員会館内で開かれた第12回衆議院選挙制度協議会に出席した。
今回の有識者ヒアリングは、ジャーナリストで白鷗大学名誉教授の後藤謙次氏を招き、共同通信社政治部記者時代の経験などを踏まえた選挙制度改革に至る背景や当時の人間模様、現在の選挙制度下における諸課題などについて講演頂いた。ヒアリング後に行われた有識者と各党代表者との質疑応答で、古川本部長からは、国民感情と選挙制度の乖離があるのではないか、政治に対する信頼回復のための気運醸成をどのように行うべきかなどの質問を行った。
会議後、古川本部長は記者団の取材の中で「長年政治の現場を見てこられた経験をもとに、昭和から平成にかけての選挙制度改革の流れをお聞きした。現在の政治家の質や政治・選挙活動のあり方などについて、選ぶ国民の側の感覚と制度設計にズレがあるのではないかという点をはじめ、個人的に考えを同じくするところも多くあった。もっとも当時の政治改革のエネルギーは凄まじいものであり、現在国民や政治家にその熱量があるかは疑問であるとも仰っていた。とはいえ、人口の減少や偏在が進む中で、きちんと政策課題に取り組み、解決できる政治を行えるための制度が必要だ」と述べた。
次回第13回の会合は11月上旬で、報告書策定に向けた論点整理を始める予定となっている。