国民民主党は2日、令和6年度予算案採決に先立ち、衆議院予算委員会にて組み替え動議を提出した。
　本組み替え動議は、国民生活を支える予算として、➀所得税減税 ②エネルギー価格高騰対策・ガソリン減税 ③消費税減税・インボイス廃止 ④法人税(投資)減税 ⑤賃上げ促進税制の拡充などを盛り込んだ内容であったが、与党等の反対により否決された。

　政府提出の令和6年度予算案は、物価高騰対策の見通しが立っておらず、「給料が上がる経済」に資する予算編成としては不十分で、むしろ個人負担を増やすなど賃上げの効果に水を差すものが含まれていることなどから国民民主党は反対したが、与党の賛成により可決された。