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【秋田】「日本の政治は今、大きな転換点にある」榛葉幹事長が全国キャラバンで講演
榛葉賀津也幹事長(参議院議員/静岡県)は7日、国民民主党全国キャラバン2025の一環として秋田県由利本荘市を訪問し、村岡敏英秋田県連代表(衆議院議員/秋田3区)とともに、党員・サポーター集会および候補者募集説明会に参加した。
集会冒頭、村岡県連代表は日頃からの支援に感謝を述べるとともに、衆議院選挙・参議院選挙を経て「衆参あわせて50人規模の政党になった」旨を報告した。「手取りを増やす」政策の実行に向け、ガソリン暫定税率の廃止や、いわゆる「年収の壁」の引き上げに取り組む考えを示した。また、自身が衆議院決算行政監視委員会の委員長を務めていることに触れ、決算審議を通じた税金の使途チェックに加え、熊被害への対策強化など、地域課題への対応にも言及した。
続いて榛葉幹事長が登壇し、参集した参加者への感謝を述べた上で、党の現状や今後の政治情勢について語った。「ここからが本当の勝負だ。日本の政治は今、大きな転換点にある」と述べ、現下の政治状況を踏まえた危機感と、挑戦の必要性を強調した。さらに外交・安全保障をめぐる情勢について所感を述べ、日中関係や尖閣諸島をめぐる問題、国際社会の力学などを踏まえ、「外交は水際までしっかりと我が国の国益を守る姿勢が重要だ」と語った。
後半の候補者募集説明会では、地方議員拡大の必要性を強調し、立候補に向けた心構えや考え方を説明した。「自治体ごとの比例票と当選ラインを見れば、擁立の可能性を具体的に検討できる」と述べ、挑戦を呼びかけた。質疑応答では、党の政策との向き合い方、育児・介護と選挙活動の両立支援、自治体のデジタル調達の透明性向上など、多様なテーマで意見交換が行われた。
