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【大分】「丁寧に議論と合意形成をしながら、日本を前に進める」玉木代表が全国キャラバンで講演
玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は30日、国民民主党全国キャラバン2025の一環として大分市を訪問し、トキハ本店前で田村まみ参議院政策審議会長(参議院議員/全国比例)とともに街頭演説会を行った。演説後は会場を移し、党員・サポーター集会および候補者募集説明会を実施した。
街頭演説では冒頭、田村議員が7月の参議院議員選挙での支援に対する感謝を述べたうえで、国会で議論が続く医療費の問題に触れ、「削減だけを訴えるのは簡単だ。国民の命と健康を守るためには、エビデンスに基づき適正化を進めることが重要だ」と語った。
続いて玉木代表は、「51年間続いたガソリンの暫定税率を廃止に導いたのは、皆さんの一票だ。有権者が一票で政治を動かせるという実感を持てれば、民主主義は再起動する」と強調。「丁寧な議論と合意形成を重ねながら、一つでも二つでも課題を解決し、日本を前に進める政治を実現していきたい」と今後への決意を述べた。
その後の党員・サポーター集会および候補者募集説明会では、玉木代表が「党勢が拡大する中で、結党の理念を皆様とともに再確認したい。また、国会議員だけでなく自治体議員も増やし、地域に根を張った活動を広げていきたい」と語り、党の理念や重点政策について講演した。
質疑応答では、奨学金問題やカスタマーハラスメント、単身赴任手当・通勤手当への課税の是非、労働組合の役割など、多岐にわたるテーマで活発な意見交換が行われた。
この日、玉木代表と田村議員は大規模火災の被害を受けた大分市佐賀関を視察。視察後、記者団の取材に応じた玉木代表は「被災者に高齢者が多いことを踏まえた対応が必要。できる限りの支援をスピード感を持って進めたい」と述べ、「関係省庁に働きかけながら、復旧と生活再建のために最大限協力していく」と強調した。

