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ニュースリリース

【静岡】「国民のために何がプラスなのかを判断基準に」玉木代表が全国キャラバンで講演

 玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は9日、国民民主党全国キャラバン2025の一環として静岡県を訪問した。田中健県連会長(衆議院議員/静岡4区)、山田吉彦参議院議員(全国比例)らと浜松市の松菱跡地前、静岡市の静岡駅前の2か所で街頭演説を実施したほか、党員・サポーター集会および候補者募集説明会を開いた。

 浜松市での街頭演説には北野谷富子・静岡7区総支部長が参加し、「どうしてもやりたいことが、年少扶養控除の復活だ」と主張。「可処分所得を増やし子育て世代の負担を減らすことで、子どもが豊かになる政策だ。子どもへの支援は平等・公平であるべき。子育て支援政策を、この浜松から実現させたい」と訴えた。

 静岡駅前での街頭演説では柴田将平・静岡1区総支部長が「私はもともと静岡県内でアナウンサーをしており、様々な方々にお話を聞いてきた。この時期になると思い出すのが、高校サッカー選手権・静岡県大会で、ナンバーワンを目指して頑張る高校生の姿だ。その一方で、生活が苦しく、全国大会の遠征費を捻出できないという声も聞いた」と振り返り、「現役世代が将来・生活に不安なく目標に向かって走れるよう、国民民主党が掲げる現実的な経済政策を実現していかなければいけない」と力を込めた。

 続いて登壇した玉木代表は「前回の参院選を経て、国民民主党は衆参合わせて50人の議員集団となった。そのおかげもあり、ずっと訴え続けてきたガソリンの暫定税率を廃止することができた」と報告。「1974年から51年間続いてきた制度を廃止することができたのは、皆さんの1票の力に他ならない。私たちが挑んだ相手は、自民党でも他の野党でもなく、選挙に行っても何も変わらないという諦めや無関心だ。それに応えてくれた皆さんがいたからこそ、政治が動き始めた」と熱を込めた。

 党員・サポーター集会では、玉木代表が政局について「これからはどの党がくっつくかわからない。昨日まで与党だった党が野党になったり、野党だった党が与党になったりする。その時に右往左往するのではなく、国民のために何がプラスなのか、何のために協力するのかしないのかを判断基準にしなければならない」と指摘。「そのためにも支持者の皆さんと想いや価値観を共有する必要がある」と述べ、党の政策や理念について話した。
 続いて開かれた候補者募集説明会では、玉木代表が選挙に向けた心構えに加え、県内で特に立候補してほしい選挙区などを伝えた。また、田中県連会長が公認までの流れや選挙資金などのサポート内容を説明し、参加者らの質問に答えた。