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【奈良】「人と技術を大切にする政治を」玉木代表が全国キャラバンで講演
玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は26日、国民民主党全国キャラバン2025の一環として奈良県生駒市を訪れ、街頭演説会、党員サポーター集会および候補者募集説明会を開催した。
生駒駅前で行われた街頭演説会で玉木代表は、先の参院選の結果に触れ「3年前の参議院選挙で奈良県内の比例票は2万1千票だったが、今回は7万7千票となり、3年間で3.5倍に増えた」と述べ、支援の広がりに対し感謝を表した。
さらに、奈良県生駒市で小紫雅史市長とともに茶筌(ちゃせん)の製造現場を視察したことを紹介し、「茶筌の約9割が奈良で作られていることを知って驚いた。こうした日本人の手仕事の技と文化を守り、次世代につなぐ政策を進めたい」と語った。また、「奈良は教育と科学技術の町でもある。日本は資源のない国だからこそ、人と技術を大切にすることが成長の鍵だ」と述べ、「学びたいと思う子どもたちが諦めずにすむよう、教育投資を倍増させたい」と訴えた。
続いて行われた党員サポーター集会では、玉木代表は、党の原点について振り返り、「私たちは2020年9月15日に“作ろう、新しい答え。”を掲げて結党した。批判や反対だけでは社会は変わらない。良いものは良い、悪いものは悪いと是々非々で判断し、解決策を示す政治を進めることが原点だ。いまの政治は連立や再編など動きが激しいが、重要なのは“誰と組むか”ではなく、“何を実現するために政治を行うのか”である」と述べ、政局ではなく政策を軸にした現実的な政治の必要性について語った。
最後に実施された候補者募集説明会では、奈良県内で今後予定されている地方選挙を見据え、立候補を検討する参加者に対して制度や選挙活動の流れが説明された。玉木代表は「奈良県内でも来年以降、市議会や町議会の選挙が続く。地域で支え合いながら、共に改革を進める仲間を一人でも多く迎えたい」と述べ、地方からの党勢拡大に意欲を示した。


