ニュースリリース
国民民主党 代表定例会見(2025年3月18日)

【冒頭発言概要】
まず石破総理の商品券の問題ですが、一日も早く政治倫理審査会に出て弁明すべきだと思います。内外の重要な課題が山積している中で、各委員会での審議の時間がこの件ばかりに使われることは国益にとって良くないため、総理には早く政治倫理審査会に出ていただきご説明されることを求めたいと思っております。
法律に違反するのかしないのか、多くの解釈もあるようですが改めて整理をした上で、弁明の場で説明責任を果たすことを求めていきたいと思います。他の野党も求めていると思いますので、早く弁明をして一区切りをつけてもらいたいと思います。
二つ目は政治とカネ、政治資金規正法再改正の問題ですが、昨日我が党の古川元久政治改革・行政改革推進本部長と公明党の西田幹事長が協議をして上限規制を厳しくしていくこと、何千もの支部が受け取ることのできる状況が放置されていることについて、企業団体献金の受け手の規制を導入していくこと、また自民党案の献金1000万円以上の企業・団体の公開義務は甘すぎるのでこれに対しては厳しく公開対象を広げていくこと、主に3点を与野党各党に求めることで合意したので、今週にも両党の案をまとめて与野党各党に呼び掛けていきたいです。
大事なことはこの国会で政治資金規正法の再改正を成し遂げることです。衆議院・参議院で(法案を)通して成立させること。なぜなら、去年の衆議院選挙の大きなテーマの一つは政治とカネでありましたし、逆に言うとこの選挙で自民・公明が過半数割れを起こしたことは、自公中心に取りまとめた改正政治資金規正法が不十分だということです。再改正してより厳格なものにしていくことは、選挙の結果を踏まえた民意だと思っています。
いま与野党で対立する状況になっていますが、ぜひ我が党や公明党がまとめた案が橋渡しとなって与野党をつなぐことで、より良い与野党合意に至るように働きかけていきたい。 今週まとめて来週以降そういった働きかけをし、再改正案を成立させたいと思っております。