玉木雄一郎代表（衆議院議員／香川2区）は16日、愛知県名古屋市、犬山市、豊田市を訪れ、それぞれの地域で活動する総支部長と街頭演説に参加。名古屋駅前の街頭演説会には古川元久国対委員長（衆議院議員／愛知2区）も参加した。

　玉木代表は各地の街頭演説会で、自民党の裏金問題は政治の根幹を揺るがす大問題だとし、「金で動く選挙は有権者が政治を正しく評価できない状態にする」と厳しく批判。国民民主党は「正直な政治」を貫くことで「国民民主党が先陣を切って政治をアップデート」すると訴えた。また、春闘での賃上げ率が33年ぶりに5%超えとなったことについて触れ、「給料が上がる経済」を実現すべきだと訴えていたのは国民民主党がだけだと述べ、「中小企業にも賃上げの流れが波及するよう政策で後押ししていく」と語った。

　愛知16区の福田とおる総支部長は針綱神社前での街頭演説会で、救急医として長年働いてきた経験を紹介しながら、「社会を良くするために、人の幸せのための政策を実現していく。政治家として当たり前のことを全力で全うしたい」と意気込んだ。

　愛知7区の日野さりあ総支部長は赤池プライムツリー前での街頭演説会で、国民民主党の政策をもっとたくさんの人に知ってほしいと述べ、「私自身、三つ子を育てる身で多胎児支援に力を尽くしてきた。子どもを産み育てやすい国に変えていきたい」と力強く訴えた。

　愛知11区の丹野みどり総支部長は、イオンスタイル豊田店前での街頭演説会で、労働基準法の改正や幼児保育環境の改善、男女の賃金格差を無くすことを訴え、「女性が活躍できる社会を実現したい」と決意を述べた。