ニュースリリース
「こくみん政治塾」第6回(最終回)講義を開催
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国民民主党は17日、東京都内で「第1期こくみん政治塾」第6回講義を開催した。最終回の講義となる今回も、初回講義と同様に現地とオンラインを併用する形式で講義を行い、現地で約160名、オンラインと合わせると約350名の塾生が参加した。塾長として玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)が、副塾長として伊藤孝恵議員(参議院議員/愛知県)が参加した。
講師として峯村健司氏(ジャーナリスト、キヤノングローバル戦略研究所 主任研究員)を招き、講義の前半に「安全保障」のテーマで講演を行った。峯村講師は中国の軍事力増強や対外工作の現状について解説し、「『合理的に考えれば中国は台湾への武力行使に踏み切らない』という意見もあるが、それは日本やアメリカから見た合理性に過ぎない。中国の意図を見誤るべきではない」として中国による武力行使への警戒を訴えた。
後半は質疑応答の時間とし、受講生からの質問に対して峯村講師、玉木代表、伊藤議員が回答した。受講生からは台湾総統選挙の影響や日本が防衛力を増強する意義などについて活発に質問が行われ、講義時間の終了近くにもなお質問が続く活況を呈した。
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玉木代表は講義後、記者団の取材に応じ「塾生のみなさんには熱心に講義に取り組んでいただき、またレベルの高い質問も多く、とても有意義な塾となった。塾生の中で自治体議員や総支部長になった方もおり、その他にも立候補を希望している方もいるので、この機会生かし人材の発掘をさらに進めていきたい」と述べた。
講義後には懇親会も行われ、講義に現地参加した塾生のうち150名程度が参加したほか、玉木塾長、伊藤副塾長、峯村講師も加わり親睦を深めた。
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