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【東京】「政策を進めるためには、政治に対する信頼が必要不可欠」国会閉会にあたっての街頭演説会を開催
国民民主党は13日、臨時国会閉会に当たっての街頭演説会を開催した。街頭演説会には玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)、榛葉賀津也幹事長(参議院議員/静岡県)、川合孝典幹事長代行(参議院議員/全国比例)、浅野哲青年局長(衆議院議員/茨城5区)、竹詰仁副幹事長(参議院議員/全国比例)が参加した。
浅野議員は「きょう衆議院本会議で内閣不信任決議案の採決があり、国民民主党は賛成した。来年にかけて日本の政治が大きく変わっていく。国民民主党がその中心に立ち、日本の政治を変えていく仕事をしていきたい」と意気込みを語った。
竹詰議員は「『政治とカネ』の問題も許せないが、もっと許してはいけないのは、これによって政治が止まってしまうことだ」としたうえで、来年度の5%の賃上げ実現を呼び掛け「国民民主党は右でも左でもなく、前へ、上へ行く」と力を込めた。
川合議員は「日本の競争力が落ちたと思っている人が多い。GDPも来年ドイツに抜かれると言われている。その唯一にして最大の原因は給料が30年間伸びなかったことだ。私たちは失われた30年を取り戻すための戦いをする。来年以降も賃上げを実現し、給料が上がる日本経済を取り戻す」と持続的賃上げの実現に向けた決意を述べた。
榛葉幹事長は「庶民は1,000円でも領収書が違えば確定申告をやり直さなければならないのに、政治はこの有様だ」と裏金問題を批判し、「このような政治から脱却するために、国民民主党が頑張ろう。どの政党も選挙のときはきれいな公約集を出してくるが、選挙が終わればどこかへ行ってしまう政党が多い。その中で馬鹿正直と言われようと、掲げた公約を実現することにこだわっていく」と国民民主党の政治姿勢を示し、「政策実現をする正直で正しい塊を、皆さんの力で大きくしていただきたい」と支持を訴えた。
最後にマイクを握った玉木代表は「国民民主党は国民のための政党をつくろうとしてスタートし、『対決より解決』、『政策本位』を掲げてきた。与党と協議することで批判も受けたが、政策を1つでも2つでも実現させようとしてきた」と党の来歴を語ったうえで「是は是でも、非は非だ。政策を進めるためには、政治に対する信頼が必要不可欠だ。今回の裏金の問題は、この政治に対する信頼を根本から揺るがす。我々は政策に重きを置くからこそ、これを許してはおけない」と裏金問題への立場を示した。最後に「我々は大きな社会変革に挑んでいく。いま変わらなければ、日本がだめになってしまう。もう一度、本当に信じていただける政治をつくるため、まっすぐに政治に取り組んでいく。ともに変えよう。ともに新しい未来を築き上げていこう」と訴えた。