ニュースリリース
国民民主党 代表定例会見(2023年12月5日)
【冒頭発言概要】
トリガー条項の凍結解除に向けた自民党、公明党、国民民主党の政策責任者の会合が先般行われました。その中で、実務者を決めてより具体的に、スピーディーに議論を進めていくことになりました。我が党としては礒﨑哲史参議院議員を実務者として選定し、交渉に臨んでもらうことにします。同時に礒﨑参議院議員を座長として、党内にトリガー条項凍結解除実現に向けたプロジェクトチームを立ち上げます。浜口誠参議院議員を座長代理として、また関連する議員に役員に入ってもらって、党を挙げてこの交渉に臨む体制を整え、速やかに結論を導いていきたいと思っております。
一つ付け加えますと、今自民党の派閥のパーティー券の販売を巡って、裏金作りが行われているのではないかという疑惑がかなり広がりを見せています。今行っている補助金によるガソリン値下げも実はこういったことを助長することになっている、つまり税として取って補助金として配る過程の中で、業界団体や業界にそのお金が一部渡り、それがまたパーティー券の購入を通じて自民党の派閥に還流される仕組みにもなっている部分がございます。取って配るという補助金ではなく、そもそも取ることをやめる減税によるガソリン値下げに移行することは、今言われている疑惑に対する対応策としても不可欠だと思います。そういった意味も含めて、自民党総裁である岸田総理の決断を求めたいと思います。我々としても、やはり年内には一定の方向を出さないとなりません。来年の春まで補助金を継続することは認めておりますが、その先が何も決まっておりませんので、ぜひその先はトリガーの発動によるガソリン値下げをすることを早急に決めていきたいと思っています。