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【代表選・岡山】玉木・前原両候補が岡山県で街頭演説
代表選挙に立候補している玉木雄一郎候補と前原誠司候補(届出順)は23日、岡山県岡山市で街頭演説を行った。
最初にマイクを握った前原候補は、賃金が上がらない日本の現状において、結婚を諦める人たちが増えていることを問題視。「賃金が上がらない。結婚もできない。結婚できても多子化を断念する。だから少子化は止まらないし、人口減少が止まらない。結果として、地方がどんどん寂れていく」と指摘しつつ、「この悪循環を30年間に渡り放置してきたのが自民党だ」と強調した。そして、岸田政権の支持率が下がっているにも関わらず、政治に政権交代の緊張感がないことにも触れ、「根本的に自民党の政治を変えていく野党が必要だ」とし、政策本意で『非自民・反共産』の野党協力・結集の必要性を訴えた。
続いて玉木候補は今の選挙制度のもとでの二大政党制による政権交代は現実的ではないとの考えを表明した上で、「国民民主党が政権を獲るには、全国で1議席でも多く獲得することで国民民主党を強く大きくしていくことだ」と強調。このことが「新しい政権をつくり、国民民主党がその政権の中核を担うための近道だ」と説明した。そして、ガソリン代や電気代の値下げを国民民主党が政府与党に実現を迫ってきたことに関連し、「政府与党に擦り寄ってるのではなく、国民生活に寄り添っている」と訴えつつ、「国民民主党が強く大きくなることでしかこの停滞する日本を動かすことはできない」と訴えた。
岡山県では街頭演説会のほか、共同記者会見も行われた。国民民主党の新代表は9月2日(土)の臨時党大会で選出される。