ニュースリリース
玉木代表が東海高等学校・中学校サタデープログラムで「現役党首が語る『右でも左でもなく、上へ』の政治」をテーマに講演
玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は24日、東海高等学校・中学校主催のサタデープログラム 43rd (土曜市民公開講座)に登壇し、「現役党首が語る『右でも左でもなく、上へ』の政治」をテーマとした講演を行った。
玉木代表は「実質賃金が上がらないこの国は、今のままではみんなで一緒に下に沈んでしまう。子や孫に誇れる日本を残すためにも、右でも左でもなく上に行ける社会を目指したい。国民民主党は、野党は批判や反対ばかりというような政治の在り方を変えていきたい」と国民民主党の姿勢について説明をした後、「実質賃金は25年に渡って上がらず、部長級の給料は既にタイに追い抜かれている。『給料が上がる経済』を実現するためにも、人への投資が非常に重要である。例えば、基礎研究に充分な投資をしてこなかった結果、新型コロナウイルスワクチンを国内開発することができず、5兆円以上の富が海外に流出してしまった。国内開発ができていれば、働く人の給料やボーナスの原資になっていた」と新型コロナウイルスワクチン開発を例に出し、人への投資と給料が上がる経済の関係について述べ、「ワクチン開発のような重要分野の基盤整備は国を守ることにもつながっていく。防衛力のみならず、食料自給率などといった観点からも総合安全保障の観点に立ち、自分の国は自分で守らなければならい。戦後の与党が疎かにしてきた『人づくり』、戦後の野党が疎かにしてきた『安全保障』、『経済政策』を3本柱に、国民民主党は日本が直面する課題に現実的な政策で向き合っていく」と国民民主党の政策を訴えた。
玉木代表は結びの挨拶で「本日ご参加いただいた皆さんには、他人を思いやる心を持ち、誰かのために自分の能力を使うことができるリーダーになってほしい」とエールを送った。
講演後には、教育国債、教育格差、税金の使途等について、質疑応答が行われた。