国民民主党 つくろう、新しい答え。

ニュースリリース

国民民主党 幹事長定例会見(2023年5月26日)

【冒頭発言概要】

 先ほど大塚耕平政調会長もぶら下がり会見をしたと思いますが、今日、日本維新の会と合同で、LGBTQに関する議員立法を提出しました。中身は皆さんご承知と思います。全ての方々に差別のない形にしようということで、シスジェンダーの方々にも配慮した議員立法となっています。これで立憲民主党を中心とした案、自民党案、そして国民・維新の共同案と3つ出ました。それぞれすり合わせて、早く成案を見るようにつかさつかさで努力していただいて、議員立法ですから概ね全会一致となるように、担当者の皆さんにはこれから会期末までに汗をかいてほしいと思います。

 参議院では今日、予算委員会を行っていますし、午前中は不肖私が(本会議で)防衛基盤整備法案の代表質問を行いました。重要な法案が出口に次から次へとやってまいりますが、会期末まで一か月を切りまして、三週間余りになりました。後半国会、気を引き締めて頑張りたいと思います。
 解散があるとかないとか、いろいろな話が聞こえてまいりますが、サミットで少し支持率が上がったからといって選挙に勝ちやすいなどということは、選挙の神様がどう判断するかですが、選挙はそんなに甘くないと思います。サミットの真っ最中にあった東京の区議選では、自民党が現職5名、新人2名の計7名落選されて、公明党が第一会派になりました。立憲民主党の当選された方が不祥事を起こして議員辞職をされ、自民党の方が繰り上がったということで、選挙は何があるか分かりませんから、我々も風に一喜一憂することなく、地に足を着けて候補者擁立を頑張っていきたいと思います。先ほど区議選の行われた選挙区では公明党が大躍進したわけですが、この選挙区含めて公明党と自民党の間の候補者調整が、推薦の有無含めてだいぶメディアを賑わせています。これによって我々も若干、東京都内の戦略が変わってきます。公明党、もしくは公明党を支持されている団体が、自民党の候補を応援しないということですから、これは戦略が大きく変わってきますし、解散時期にも影響を及ぼすでしょう。総理が強気になっていらっしゃったところに、ご子息も足を引っ張っているようですから、解散時期がますます分からなくなってきました。しかし、私たちはいつ解散されてもいいように、玉木雄一郎代表を先頭に一丸となって、それぞれのブロックで、選択と集中で候補者を立てて、今の議席よりも増やしていくような戦略をとっていきたいと思います。

 政治塾を開きますが、670名余の応募があり、少しびっくりしています。我が党も若い方々が期待してくれているので、この中からいい人材を発掘して、共に頑張れる体制を作っていきたいと思います。