国民民主党は23日、第211回国会の開会に合わせ、衆参の所属議員が集まる両院議員総会を開催した。
　冒頭の挨拶に立った玉木雄一郎代表（衆議院議員／香川2区）は、「まず全員で取り組みたいのは賃上げだ。国民民主党は、一貫して給料が上がる経済の実現を掲げているが、賃上げこそが最大の経済対策だという認識のもと、賃上げ支援を実現するためあらゆる政策資源を投入していく」と通常国会に臨む決意を述べた。さらに、子ども・子育て政策についても触れ、「政府が異次元の対策をすると言っているが、異次元のものではなく、今考えられるような政策を当たり前にしていくのが政治の役割だ。特に力を入れなければならないのは所得制限の撤廃だ。全ての子どもたちに等しく教育や子育てのサービス・支援が行き届くという両輪で実現する国会にしたい」と述べ、「うさぎ年の通常国会は、国民民主党が存在感を高める国会にし、飛躍の一年になるよう全力で取り組みたい」と意気込んだ。