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ニュースリリース

玉木代表が公明党の山口代表と党首会談

 玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は4日午前、国会内で公明党の山口代表と党首会談を行い、高騰が続く原油価格の引き下げ対策について協力を求めた。国民民主党は、国民生活に直結するガソリン価格の引き下げ対策の一つとして、ガソリン価格のガソリン税を一時的に引き下げる「トリガー条項」(※トリガー条項とは)の凍結解除を提案している。会談には榛葉賀津也幹事長(参議院議員/静岡県)と公明党の石井啓一幹事長も同席した。 

 終了後、玉木代表は記者団の取材に応じ、以下のとおり冒頭発言を行った。

【玉木代表 冒頭発言概要】
 今朝9時から公明党の山口代表、石井幹事長と会談を行いました。初めての党首会談ということですけれども、昨今のウクライナ情勢の緊迫と、昨日発表となりましたが、蔓延防止重点措置が多くの地域で延長になります。こういったことが国民生活に大きな影響を与えるということに我々としては強い懸念を持っておりますので、とりわけ原油の価格高騰対策これに万全を期す必要があるということで今日直接、公明党の山口代表に申し入れを行いました。 
 特に昨日、政府として追加の対策が発表されましたけれども既存の元売り各社に対する補助の拡充ということで、従来の枠を出ておりません。これでは不十分です。特に年度が変わる4月以降、この対策だけでは、更なる高騰に対応できないということで、我々がかねてから主張している「トリガー条項の凍結解除」の実現について、与党の公明党にも、ぜひ、理解と協力をお願いしたいということを今日申し上げました。これが1番の柱であります。これに対して公明党さんからは、検討したいというお答えをいただきましたので、 我々としては非常に力強いお答えをいただいたと思っていますし、与党の一角を担う公明党さんでも、このトリガー条項凍結解除ということを検討いただけるということは非常にありがたいです。我々としても、さらなる提案をしていきたいと思っています。
 また、両党が共通のテーマとして国会でも取り組んできたヤングケアラーの支援であるとか、あるいは小売りの現場などにおける悪質クレームへのカスタマーハラスメント対策など、こういった他の分野についても我が党から政策提言をすれば、公明党もしっかりお話を伺っていきたいというありがたいお言葉もいただきました。これからも政府や自民党に提案を続けることに加え、与党である公明党さんにもまずはそのトリガー条項の凍結解除の実現、そしてその他、推し進めることができる他の政策分野についても協力をお願いをしていきたいです。大変丁寧にご対応いただいて感謝を申し上げたいと思います。