ニュースリリース
【談話】第26回参議院議員通常選挙に当たって
2022年6月22日
第26回参議院議員通常選挙に当たって(談話)
国民民主党代表
玉木 雄一郎
本日より、第26回参議院議員通常選挙が始まります。今回の選挙で国民民主党は「給料を上げる。国を守る。」ことを訴え戦います。
日本は物価が上昇するのに景気が低迷して賃金が上昇しないスタグフレーションに陥りつつあります。国民民主党は、1人一律10万円の「インフレ手当」の給付や、消費税減税、ガソリン減税で家計の可処分所得の減少を防ぎ、景気の回復を確実なものにします。
そして、25年にわたって実質賃金が下がり続ける流れを反転させるため、経済政策を「積極財政に転換」します。そのため、「国づくりは人づくり」の理念に基づき、「教育国債」の発行で、教育や科学技術の予算を倍増します。私たちがめざす社会は、頑張れば報われる「給料が上がる経済の実現」です。
また、ウクライナ侵略、北朝鮮情勢の緊迫化など国際情勢が厳しさを増しています。抑止力や反撃力を整備するため必要な防衛費を増額するとともに、食料、エネルギー、医薬品などを含めた総合的な安全保障政策を進め、「自分の国を自分で守る」態勢を構築していきます。
国民民主党は、「対決より解決」を掲げ、時には与党とも交渉し、国民生活のための政策について数々の成果を上げてきました。物価高騰対策としてトリガー条項凍結解除によるガソリン値下げをいち早く提案しただけでなく、与党と粘り強く交渉してガソリンへの補助金をリッター5円から35円に拡大させました。そのほかにも、ヤングケアラー問題、カスタマーハラスメント対策などについても政策を前に進めることができました。
しかし、まだまだ不十分です。私たちには、国民のために実現すべき政策がたくさんあります。国民民主党が、今回の参院選で議席を増やすことができれば、もっと多くの政策をもっと早く実現することができます。そのためにも、どうか皆様の絶大なご支援、ご支持をお願いします。決死の覚悟で戦う国民民主党の候補者に、そして比例代表に、国民の皆様の一票をよろしくお願いします。