国民民主党の玉木雄一郎代表（衆議院議員／香川2区）は1日、大阪府を訪れ、第93回大阪地方メーデーに参加するとともに、市内各地で街頭演説を行った。

　玉木代表は大阪城公園に集ったメーデーの参加者に向け、「やりたいことは「給料が上がる経済」を実現すること。私が社会人になって3年目の日本の実質賃金指数が一番高かった。この会場にいる皆さんも、日本人も決してさぼってきたわけではない。家族のため、子どものために一生懸命に働いてきたにもかかわらず、実質賃金が下がっているのは、日本の経済政策が間違っているからだ。そこを変えるためにも、皆さんと連帯しながら『給料が上がる経済』を実現していく」と挨拶した。　

　午後に開催された大谷由里子候補予定者（大阪選挙区）の街頭演説会には、玉木代表の他、矢田わか子副代表（参議院議員／全国比例）、浜口誠企業団体委員長（参議院議員／全国比例）、川合孝典参議院国対委員長（参議院議員／全国比例）が参加した。

　演説会でマイクを握った大谷候補予定者は「国民民主党はまだまだ無名。皆様の口コミ、噂が大切。どんなスターも最初はたった一人のファンから始まる。政治に無関心でも無関係ではいられない。みんなで大阪から日本を動かしていきたい」と力を込めた。