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ニュースリリース

【茨城】「皆さんとともに暮らしを変える政治を進めたい」玉木雄一郎代表が水戸市内で街頭演説

 玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は5日、水戸市内で開催された街頭演説に参加した。

 冒頭、「茨城県では浅野哲衆議院議員の当選をはじめ、北関東ブロックでも多くの票が集まり、党勢を4議席から11議席へと大きく伸ばす結果となった」と昨年10月の衆議院選挙での支援に対する感謝が述べられ、「私たちが強くなったわけではなく、国民の皆さんの“もう限界だ”“政治を変えてくれ”という声が票として寄せられたのだ」と玉木代表は語った。とりわけ、子育て世代や低・中所得層の生活苦、物価高への不満が支持につながったと強調した。ただし、比例の名簿調整が不十分だったことから、さらに当選者を増やす可能性があったにもかかわらず実現できなかったことについて謝罪した。

 この間の党の実績として「政策実現力」の向上を示し、特に103万円の壁問題の是正に取り組んできたことを紹介。結果、今年からは150万円まで働けるように制度が改善されたことは「大学生や若者、そしてその家族の声を受けて、国民民主党が粘り強く交渉し、実現にこぎつけた成果だ」と述べた。さらに、物価高に対する家計支援として、すべての国民に一律で10万~20万円の減税を提案してきたが、与党との協議の中では2万円の減税にとどまったことにも触れ、「実現には議席の力が必要だ」と訴えた。
 ガソリン税に関しても、国民民主党はトリガー条項の凍結解除や暫定税率の廃止などを一貫して主張してきた。玉木代表は「ガソリン税は、都市よりも地方の人たちに重くのしかかる“逆進性のある負担”だ。地方創生を掲げるなら、まずこの負担を軽減すべきだ」と訴えた。

 演説の締めくくりでは、「今の政治に必要なのは『対決』ではなく『解決』だ」とし、「政権批判だけで終わるのではなく、具体的な政策提案と実現によって、生活を前に進める政治をやっていく」と強調。最後に、「この夏、さらに議席を伸ばし、もっと大きな政策実現力を手に入れたい。皆さんとともに、暮らしを変える政治を進めたい」と力強く呼びかけた。