ニュースリリース
【衆予算委】田中けん議員が選挙妨害対策などについて質疑
田中けん政調副会長(衆議院議員/静岡4区)は22日、衆議院予算委員会で選挙妨害対策などについて質疑を行った。
田中議員はまず、現在行われている衆議院東京15区補欠選挙において問題となっている妨害行為について「立候補者であれば標記があればどこでも演説できるが、それを逆手にとって、自分の政策を訴えるのではなく、とにかく他の候補者の演説を大音量で妨害する行為が続いている」と指摘。「選挙活動の自由が認められているとはいえ、候補者の演説を聴きたい有権者の権利を奪うことになる。民主主義に対する妨害であり、何らかの対策が必要ではないか」と質問した。岸田総理は「選挙の演説を大音量でことさら妨害するなどして候補者の主張が有権者に伝わりにくくすることがあれば、何らかの対策が必要ではないか。選挙制度の根幹にかかわる問題として、各党各会派で議論すべき」と答えた。
続いて田中議員は政治資金改革に関して、旧文通費の使途公開と政策活動費の廃止を両方行っている政党は国民民主党のみであると述べつつ「(総理は)旧文通費について取り残された課題だと、議論を再開したというが、いつまで議論をしているのか。いつまでにやる(実行する)のか、総理の意見を求める」と迫ったが、岸田総理は「引き続き議論を行うことを党に対して指示したところである。できる限り早く結論を出すよう努力する」などとの答弁に留まった。