国民民主党の玉木雄一郎代表（衆議院議員／香川2区）は5日、高知県高知市を訪れ、春の県議会議員選挙に立候補を予定している前田つよし高知県連副代表とともに街頭演説を行った。　

　玉木代表は、「通常国会が始まったが、国民民主党は今国会を『賃上げ実現国会』と位置づけ、何が何でも『給料が上がる経済』を実現していく」と意気込みを語り、「賃上げが中小企業にも効果が及ぶように、国がきめ細やかな対応を行いながら、政府、経営者、労働組合の３者が連携して賃金上昇に取り組んでいくことが重要だ。賃上げこそが最大の経済対策だ」と強調した。また、子育て支援にも触れ、「国民民主党が一貫して訴えてきた所得制限撤廃が、実現に向けようやく動き出した。岸田総理は異次元の少子化対策と言うが、何か突飛な新しいことをする必要はなく、国内や海外の成功例を全国で実施していくことから始めるべきだ」と訴えた。

　前田県連副代表は街頭演説会に先立ち開催された事務所開きで決意を語り、「地元の我々が取り組むべき課題は山積している。ここが私自身の政治活動の原点だ。高知市から国民民主党の旗を掲げ、『給料が上がる高知県』を目指していきたい」と不退転の決意を語った。