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【東京15区】「困っている方々の声をもとに課題を解決していく」乙武ひろただ候補が玉木代表、小池都知事と最後の街頭演説
衆議院東京15区補欠選挙に立候補している乙武ひろただ候補は27日、豊洲ビバホーム前で国民民主党の玉木雄一郎代表、小池百合子東京都知事とともに最後の街頭演説を行った。
玉木代表は、21日の乙武候補の演説会で暴漢に襲われた騒ぎの後、乙武候補がまず「みなさん大丈夫ですか、怖くなかったですか」と聴衆を気遣った出来事を紹介。「乙武候補は文字通り手も足も出ないが、人を思いやる気持ちは誰にも負けない。自分以外の誰かのために働く、それが政治家の本来の姿であり、今の政治に一番欠けているものだ」と訴えた。続いて「政治の世界でも変化を起こそう。一部の人ではなく、生活者、働く人のための変化を起こそう。いろいろな経験をしてきた『乙武ひろただ』にはそれができる」と述べ、「選挙は今日までだが、日付が変わるまで訴えはできる。いま猛追している。あと一歩、勝たせてください」と力を込めた。
続いて小池都知事は「江東区といえばお金の問題、というイメージがついてはいけない。区民のみなさんが悪いわけではない。ここから始める東京大改革、『乙武ひろただ』と進めよう」と切り出した。続けて乙武候補が教員時代に保護者一人ひとりに電話で子どもたちのよさを伝えたエピソードなどに触れつつ「都民が第一、国民が第一、みなさんひとりひとりを大事にする政治、そのために『乙武ひろただ』だからできることがある」として「乙武候補は五体不満足だが有権者の満足のいく政治をする。一票を『乙武ひろただ』に託していただきたい」と投票を呼び掛けた。
最後にマイクを握った乙武ひろただ候補は、2年前に参議院選挙に立候補した際に「どの街角でも『立候補してくれてありがとう』という人が後を絶たなかった。そのほとんどが障害の当事者、障害者の親や子ども、LGBTQ当事者など何らかの行きづらさを抱える方だった」と語り、「多くのことを変えたかったが、議席に届かず変えられなかった。2年間その悔しさを忘れたことはない」と述べた。そのうえで「国民民主党のスローガンにも『対決より解決』という言葉があるが、政治の世界は右と左、保守とリベラル、与党と野党と対立ばかりだ。私は困っている方々からたくさんの声を寄せられている。その声をもとに課題を解決していく。たくさんの人のために仕事をしたい」と力強く意気込みを語った。