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【参予算委】竹詰ひとし議員が所得税減税などについて質疑
竹詰仁副幹事長(参議院議員/全国比例)は18日、参議院予算委員会で所得税減税などについて質疑を行った。
竹詰議員は、今後の持続的な賃上げの実現のためには「所得税の仕組みを変える必要がある」と主張。「物価が上昇し、個人にとっては生きるコストが上昇している」としたうえで、1995年以前は物価上昇に合わせて所得税の基礎控除や給与所得控除を引き上げ課税最低限を引き上げてきた一方、1995年以降は所得税の課税最低限が103万円のまま変わっていないことを指摘し、「政府も日銀も持続的な物価上昇を掲げている。賃金も物価も安定的に上がっていくべきなのであれば、生きるコストが上がっていく中で、基礎控除や給与所得控除の引き上げが必要だ」と訴えた。これに対し岸田総理は「構造的な賃上げが何年も続く局面であれば検討課題になりうるが、現時点では定額減税によって可処分所得を下支えすることが重要である」などと答えた。