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【衆予算委】田中けん議員が能登半島地震の被災者支援策について質疑
田中けん政調副会長(衆議院議員/静岡4区)は24日、衆議院予算委員会で能登半島地震の被災者支援策について質疑を行った。
田中議員はまず、被災者生活再建支援金の倍増と、中規模半壊世帯に対する基礎支援金の創設を求め、「すでに発災から3週間以上経過している。特に基礎支援金にはスピードが求められる。これは総理の決断でできることであり、推進してほしい」と訴えた。岸田総理は「復旧・復興の際に、住宅の再建は重要」とし、「能登の実情に合わせた追加的方策を検討する」と答えた。
続いて田中議員は雇用調整助成金について「政府が助成率や支給日数の引き上げを行ったが、日額上限には変更がなかった。(被災地が)物価の高騰や賃上げの流れに取り残されてはいけない。現在8,490円の上限を15,000円程度に引き上げられないか」と見解を質した。岸田総理からは「過去の災害時の対応を参考にしつつ、休業の規模が小さい場合にも対象となるよう要件を緩和するなどの特例措置を用意する」との答弁に留まった。