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ニュースリリース

【本会議】第205回臨時国会が開会、首班指名選挙では玉木雄一郎代表に投票

 第205回臨時国会が開会した4日、衆参両院で首班指名選挙が行われ、国民民主党会派所属国会議員は玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)に投票した。<玉木代表は衆院で11票、参院で15票を獲得>
 投票の結果、第100代総理大臣に自民党の岸田文雄総裁が選出されたことを受け、玉木代表が記者団の取材に応じた。冒頭発言の概要は以下の通り。

【冒頭発言概要】
 岸田新総理が、正式に国会で選任されました。これから本格的に内閣が組閣されるということになります。もう人事もほぼ出揃っておりますけれども、懸念があるのは、これまでコロナ対策にあたってきた閣僚が全部入れ替えになっていることです。
 ただでさえこの間、自民党の総裁選挙で空白ができている中で選挙に突入し、国会の議論もほとんど行われないという中で、西村さんなどの経済再生担当大臣はどうするのか。あるいはワクチン担当大臣も、厚労大臣も変わる。官房長官も変わると。もちろん総理も変わるということです。これまでの対策の継続性はもちろんのこと、そもそもこんなにいきなり全部入れ替えていいぐらいの対策しかしてこなかったのかと非常に心配であります。
 第6波に対する備えを万全にしていかなければいけない中で、コロナ対策の担当大臣が総入れ替えになっていることについては率直に懸念を感じます。

 岸田内閣には、ぜひこのコロナで傷ついた経済からの再生ということも含めて頑張っていただきたいと思っておりますけれども、しょっぱなから、少し懸念を覚えざるを得ないような布陣、対応ということでその点は申しあげさせていただきたいと思います。なお選挙が10月19日公示、10月31日投開票ということになりましたが、感染が広がらないうちにやってしまおうということだと思います。先ほど申し上げたように、今の体制だと選挙最優先になって第6波を抑え込むことが二の次になる可能性があるし、今のまま十分な対策を打たずに時間が過ぎてしまうと、また去年のように11月の半ばぐらいから感染が広がり始めるんじゃないのか。そういうことが出ないうちにやってしまおうということであれば、それも、これまでと同じように、コロナ対策最優先と言いながら他のことを最優先しているという批判も免れないのではないかと思います。解散するというのであれば受けて立ちますけれども、とにかく今はコロナ対策。特に次の波を作らないという対策には万全を期してもらいたいということを強く要請したいと思います。