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ニュースリリース

【福井】「一つでも二つでも課題を解決していく、解決型の政治を」玉木代表が全国キャラバンで講演

 玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は24日、国民民主党全国キャラバン2025の一環として福井県を訪問した。川合孝典県連代表(参議院議員/全国比例)らと党員・サポーター集会および候補者募集説明会を開催したほか、福井駅西口広場で街頭演説会を行った。

 党員・サポーター集会で玉木代表は、「今の選挙制度は大きな政党にいた方が、お金も来るし比例復活もたくさんある。でも私達は選挙を政治就職活動はしないんだと心に刻んで、あくまで国のために何ができるのか、何を地域のためになすべきかということを最優先に考える政治集団でありたいということでスタートした」と結党の理念を述べ、その後党の政策について説明した。
 国民民主党が「現役世代から豊かになろう」と訴える理由について、「日本の社会保障制度は世代間で支え合っていく仕組みになっている。今のままだと若い人に保険料負担を担わせているので、せっかく頑張って賃上げしても、税金と保険料に持っていかれるので手取りが増えない。そうすると、高齢者を支えているのも、子育てしているのも現役世代なので、支える力がどんどん細っていく」と指摘し、「ここを支え強く安心なものにしないと、結局高齢者の年金も減るし医療費・介護費も減る。まず我々は、支える側をしっかり元気にしていきたい」と話した。
 続いて行われた候補者募集説明会では「熱を伝えていく作業が選挙なので、まず本人の熱が高くないといけない。自分がやりたいことを明確にする必要がある」と前置きし、選挙制度などを説明した。

 引き続き実施した街頭演説で川合県連代表は「国民民主党が5年前に結党した当時は、自民党に何とか勝ちたいという思いで野党の結集が図られたが、これは政策の中身がないまま、どう集まるかということに集中してきた」とこれまでの経緯を振り返り、「政治への信頼が失われた理由は、政党や政治家が約束を守らなくなったからだ。我々は自分たちの掲げた公約を実現しようと戦った結果、4年かかったが、ガソリンの暫定税率を廃止できる。これを実現したのは皆さんの声だ」と力を込めた。
 玉木代表は「国民民主党を作った際に、『対決より解決』と掲げた。世界は分断の中にあるが、人の悪口を言って世の中が良くなるとは思わない。力を併せて一つでも二つでも課題を解決していく、解決型の政治をしていきたい。みんなで豊かになる政策を実現したいので、福井県の皆さんにも後押しをお願いしたい」と訴えた。