国民民主党 つくろう、新しい答え。

ニュースリリース

国民民主党 代表定例会見(2025年11月4日)

【冒頭発言概要】

 高市内閣が発足し一連の外交日程が終わって、いよいよ今日から所信表明演説に対する代表質問が始まります。私は明日質問させていただきますが、この間の外交日程については前回も申し上げましたが、非常にいいスタートが切れたかなと(思います。)日本の高市総理、高市内閣の存在感を示すことのできた外交日程だったかなと思います。

 一方で、いくつか気になる点もありますのでそういった点を代表質問などを通じて確認をしていきたい(と思います)。特にアメリカとの関係においては、トランプ大統領がG2という発言をしました。要は中国とアメリカの2大大国で世界をある意味統治していくという、そういったコンセプトだと思いますが、こういったことは日本にとってはある意味脅威にもなりうる概念かなと思います。そういったことと絡めて日米共同声明がつくられず、いわゆるこれまで歴代内閣が確認してきた安保条約5条の尖閣諸島への適用、仮に文書がないとすれば口頭などでも確認されたのかどうか、こういったことについて一つ一つ確認をしたいと思います。また同時に、昨年12月の3党合意、一つはガソリン暫定税率の年内廃止が決定したということは非常に喜ばしいことですし、我々としては約束の一つを果たしていただいたという認識ですので、その意味では政権との信頼関係は半歩前進したかなと思います。

 その一方でもう一つの大きな課題であります、年収の壁の178万円を目指した引き上げ、これについてはこれからということで、先週4党の自公国に加えた、新たに与党に入った維新を加えた4党で協議をしていくという枠組みが決まりましたので、精力的にもう一つの約束の実現についても求めていきたいし、我々としても最大限努力をしていきたい(と思います)。こういったことを代表質問の中でも確認をして、高市政権が約束を守っていただける政権なのかどうかも確認しつつ、その信頼関係の度合いに応じてその先の連携のあり方も模索する、そんな代表質問になるかなと思っております。