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第3期「こくみん政治塾」第4回講義を開催

国民民主党は8日、東京都内で第3期「こくみん政治塾」の第4回講義を開催した。現地とオンラインを併用したハイブリッド形式で行われ、会場には約200名、オンラインを含めて約400名の塾生が参加した。塾長の玉木雄一郎代表のほか、司会を務める森洋介衆議院議員も出席した。
今回の講師には、慶應義塾大学大学院の横大道聡教授を迎え、「ポピュリズム・分断・憲法」をテーマに講義を実施。横大道教授は、民主主義という概念には多様な捉え方があり、民意の表出方法もまた多様であること紹介した。そのうえで、「われわれ・一般庶民」と「彼ら・既得権益」といった形で対立を作り出すという、学術的に捉えられたポピュリズムの特徴に触れ、この考え方が引き起こす分断や諸問題を指摘した。また、権利の保障と権力の制限という観点から憲法の果たす役割を解説し、民主主義の機能不全を防ぐための構想として「健全な情報空間」の重要性や、「たたかう民主制」という考え方を紹介した。
講義後半の質疑応答では、横大道教授と玉木代表が塾生からの質問に答えた。会場・オンライン双方からは、フェイクニュース対策や投票率向上など多様なテーマで質問が寄せられ、終了時間まで活発な議論が続いた。
次回の講義は11月に、(株)アストロスケールホールディングスCEOの岡田光信氏を講師に迎え、「宇宙政策」をテーマに開催予定。

