ニュースリリース
国民民主党 代表定例会見(2025年7月29日)

【冒頭発言概要】
昨日、自民党の両院議員懇談会があり4時間に及ぶ議論が行われ、石破総理は続投の意思を示したと(伺っています。)それに対して、厳しい意見が出たと伺っておりますが、森山幹事長は退任の意向を示した、と聞いております。いずれにしても、どのような形になるのかを早く決めていただきたいと思います。我々野党としてもどういう政権の形になるのか見定めないと、どう向き合えばよいかわからないという状況です。また野党だけではなく、諸外国も(自民党が)どのような体制になるのか、非常に不安定な状況では、外交・安全保障も揺らいでしまうと懸念をしますので、自民党には早く方向性を決めて(党内情勢を)落ち着かせていただきたいと思います。
我々としては、対決より解決の姿勢を維持しつつ、政策本位で、与党また他の野党にも向き合ってまいりたいと思います。また今の政策責任者で集まり、ガソリン暫定税率の廃止など共通して進めるべき政策や法案についての協議が行われています。我々としても、ガソリン暫定税率の廃止については、昨年の12月に廃止ということを自公とも合意している内容ですから、年内にも廃止が実現できるよう、野党の中や与党も含めて、政策議論を引っ張っていきたいと思っております。有権者の皆さんに、参議院選挙で1票を入れて政治が変わったということを実感していただくためには、ガソリン税が下がった、という具体的な成果を早期にお見せすることが大切だと思います。(我々は)暫定税率を引き下げるということを2021年の衆議院選挙から言っております。「元祖」ガソリン値下げの国民民主党としては、この野党間、また与野党の議論を引っ張っていきたいと思っております。