ニュースリリース
国民民主党 代表定例会見(2025年7月22日)

【冒頭発言概要】
参議院選挙が終わって初めての定例会見です。改めて、参議院選挙を振り返って一言申し上げたいと思います。まず全国の党員・サポーターや支援者、ボランティア、学生部、多くの皆さんにご支援をいただいて、17議席を取ることができました。選挙区で10名、比例区で7名です。それぞれ素晴らしい候補者が当選できたと思いますが、一方で惜敗した仲間もおり本当に残念だと思います。ただ当落に関係なく、全国で「国民民主党頑張れ」と、お支えをいただいた全ての皆さんに心から感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
16議席を目指してやってまいりました。いわゆる予算を伴う法案を提出できる権利を得て、会派も入れれば25名の会派ということで参議院では自民党、立憲民主党に次ぐ会派となりました。より大きな責任を果たしていかなければならないと思っております。
また比例では、議席数は、立憲さん・参政党さんとともに7議席ですが、比例の得票数において野党第一党、自民党に次ぐ第二党になったということでこれも大きな責任を感じております。選挙で約束した公約を、1つでも2つでも実現できるように全力で取り組んでいきたいと思います。
また昨日、石破総理が続投宣言をされましたが、果たして党内はこのままいくのかどうか、両院懇談会をやるそうですから、これからの自民党内、与党内政局を見定めていきたいと思っております。我々としては、去年の12月に榛葉幹事長が森山幹事長、西田幹事長と合意をした2つの約束、つまり103万円の壁を、178万円を目指して今年から引き上げる。これをやっていれば、手取りが10万、20万と増えていましたが、それが十分にできておりません。そして、ガソリンの暫定税率の廃止についても約束したことはできておりませんし、我々としてはこの約束を守っていただいていないということです。約束を守れない政権とは、なかなか協力することは難しいです。もちろん対決より解決の姿勢で臨んで参りますが、ただこの選挙結果を受けて、全く人事も変えずそのまま続投というのは、なかなか党内外や国民の理解も得られないのではないかなと(思います)。選挙結果を軽視するようにも見えます。この点については、これから自民党内の政局もあるでしょうが、我々としても厳しく見ていきたいと思いますし、私どもとしては、秋の臨時国会に向けて法案提出を用意するなど、政策の実現に向けて全力で頑張ってまいりたいと思います。