ニュースリリース
国民民主党 幹事長定例会見(2025年6月20日)

【冒頭発言概要】
従来、14時から(の会見)ですが、つい先ほど衆議院の本会議が終わりましたので、この時間となりました。なお、このあと50分から両院議員総会がございますので、25分間の会見とさせていただきたいと思います。
衆議院で、いわゆるガソリン暫定税率廃止法案が可決され、参議院に送られました。この後、参議院がどのようにこの法案を処理するのか、やはり衆議院の意思として参議院に送ってきたわけですから、参議院の議院運営委員長はつるしをおろし、財政金融委員会に付託をし、委員会で審議をして、賛否を明らかにしてけじめをつけるべきだと思います。
ただ、本来でしたら、この法案を巡ってこの国会の一番早い段階で森山さんと西田さんと私の、自民・公明・国民の幹事長間で、ガソリン税の暫定税率を廃止するという約束をしました。これはやらなきゃいけないのです。会期末になって与党が反対、立憲さんも何が何でもやると言ったのですが、最終日、山が来ていても昨日の段階で内閣不信任を出さないと言っているので、最終盤の参議院の議論も緊張感がなくなってきます。ある意味立憲民主党さんの覚悟がどこまであるかというと、昨日の段階で撃ち方やめでしょう。これから参議院が勝負するぞというときに、衆議院は会期末処理をやっています。少し自民党にも言いたいことはありますが、立憲さんも戦うんだか、戦わないんだかよくわからないです。明らかに野田さんは内閣不信任案を出したくない一点張りで、これが様々な政治空白を、とおっしゃっていましたが、昨日の立憲さんの中の党内政局を見ると、これ以上突っ込むと止まらなくなってしまい、立憲さんの中が収拾つかなくなると思ったのかなと勘ぐってしまいます。ただ、舟山参議院会長、そして伊藤孝恵国対委員長、川合幹事長は、けじめをつけるべきだと強い意志でおっしゃっており、これは会派の問題ですから会派の3人に任せたいと思いますが、国民民主党参議院会派の決断を我々党執行部としても全面的にサポートしたいと思います。