ニュースリリース
国民民主党 幹事長定例会見(2024年11月15日)
【冒頭発言概要】
三笠宮百合子さまが本日朝、ご逝去されました。現在の皇室で最高齢の101歳ということで、心より哀悼の誠を捧げ、謹んでお悔やみ申し上げます。ご高齢でありながらも宮家をずっと長年にわたって支えてこられた立派な方でございました。今日までの宮家を支えてこられたご尽力に心から感謝と敬意を申し上げます。
本日10時から、経済対策と補正予算に関する3回目の三者協議が行われました。本日の協議では、国民民主党からの要望に対して与党からの打ち返し、そして意見交換を行ったと浜口誠政調会長から聞いています。来週月曜日も再度、協議に入ると聞いています。時間も限られますが、しっかり中身を詰めていただきたいと思います。現場で交渉している浜口政調会長もたいへんだと思いますが頑張ってほしいと思います。昨日は税調会長どうしの協議も、自民党、公明党とそれぞれ開催されたと古川税調会長から報告がありました。次回以降、三党でやるとのことですので協議を見守りたいと思います。国民民主党から要望項目を自民党、公明党にお示しすると聞いていますので、これからの一か月が勝負だと思います。
石破内閣になって最初の大型の国際会議、APEC(アジア太平洋経済協力会議)が終了しました。残念ながら共同声明がまとまらなかったということです。わが国からは岩屋外務大臣と武藤経産大臣が出席されたということで、トランプ氏が大統領に当選して最初の、米中を入れた中での国際会議です。アメリカが外国の製品に基本10%から20%の関税をかけるという公約でしたから、こういうものに対する牽制もあったと思いますが、さっそく米中の経済摩擦が具現化してきた感じがします。我が国の外交、経済安全保障、ともに難しい時代に入ると思いますが、これも「対決より解決」で、我が国の国益にかなうように野党でございますがしっかり対応していきたいと思います。