玉木雄一郎代表（衆議院議員／香川2区）と礒﨑哲史副代表（参議院議員／全国比例）は22日、広島市内で開催された街頭演説会に参加した。

　広島県総支部連合会の代表でもある礒﨑哲史副代表（参議院議員／全国比例）はマイクを握り、給料が上がる経済を支えるためには、トリガー条項の凍結解除が必要だと協調。「国民民主党は2年前からトリガー条項の凍結解除を訴えているが、ガソリン代の半分が税金という現状も改善していきたい」と暫定税率廃止の必要性にも言及した。また、総理の指示で開始されたトリガー条項に関する自民党・公明党・国民民主党による3党協議が停止されていることを受け、「自民党内の裏金問題に起因する内閣不信任案に国民民主党が賛成をした結果、協議を停止するのはおかしい。国民に必要な政策を与党内の政局で先送りしていいものではない。与党は一体どこを見て政治をやっているのか」と厳しく批判した。

　続いて登壇した玉木代表は「古いおかしな政治を変えていきたいという思いを持って、『政策本位』『対決より解決』掲げているのが国民民主党だ」と党の姿勢を紹介。そのうえで、「政策を進めるには、皆さんの政治に対する信頼が確保されていることが必要不可欠」だとし、自民党内の裏金問題について、「不正を飲み込むことは私たちにはできない」と内閣不信任案に賛成した理由を説明した。そして、あらためてガソリン代の高騰が国民生活を直撃しているとの認識を示し、自民党の新しい政調会長が決まった段階で、「3党での協議を再開すべき」だと訴えた。